「アマチュア無線を通じて、見知らぬ人と友人になれる!と言いますが、見知らぬ方とどうやって友人になるの」と言う質問を頂きました。今回のテーマは楽しいQSO(交信)をして、多くの友人を作り人気者になる方法について考察します。
最初は、ラバースタンプQSOから
アマチュア無線の場合、見知らぬ方との始めてのQSOはラバースタンプQSOで始まります。
ラバースタンプQSOとは、決まった内容をハンコの様に話す事を指します。
「こちらのQTHはXX県、XX市、名前はYYと言います。あなたの信号は、XXです」
相手が多くの局と短時間で交信を目的とした移動局やコンテスト、アワードハンターの場合はこれで「さようなら」になります。
交信相手が気軽な交信を求めているなら、楽しい話題で
相手が気軽な交信を求めているのであれば、この後に自分の近況や地域の話題、無線機やアンテナの話になっていきます。
QSOが話題が楽しく出来きると、相手に自分の事に関心をもってもらう事ができ、その後友人関係に発展します。
楽しい話題を多く提供でき、相手の話題に乗っていけるかが、人気物になれる秘訣です。
アマチュア無線で良く出る話題
ではアマチュア無線でどの様な話題を話しているのでしょうか。
無線機・アンテナ
一番多い話題は、無線機やアンテナについてでしょう。先方もこちらも、無線機・アンテナを使っている訳ですから。
せめて自分の無線機やアンテナの事は紹介出来る様にしましょう。
相手の無線機やアンテナについて興味があるなら、突っ込んで聞くのも良いでしょう。
OMさんなどは、古い無線機や自分が使用したアンテナの事について教えてもらう事が出来ます。
天気の話題
相手が遠方の場合、天気を話題は良く出ます。国内でも北海道と沖縄では、寒暖の差は大きくある物で、「今日は過ごしやすい気温でした」でも、北海道では-10℃でも暖かく、沖縄では25℃で過ごしやすいのかもしれません。
関東では、関西、東海地方の天気が、時間を追って関東にきますので、関西の天気は気になります。
地元の話題
地元が観光で知名度のある場合、ぜひ話題にしてください。旅好きの方はもちろんTVでの程度しか知らない人でも話題としては楽しい物です。
私の地元は観光の知名度はない為、隣の町の知名度の高い所をあたかも地元の様に紹介したりします。遠方の方とのQSOならあり?ですよね。
場合によっては、「観光で行った」なんで話が盛り上がる事もあります。
アマチュア無線無線での経験の話題
アマチュア無線を楽しんだ経験は、相手にとっても興味ある所でしょう。
「移動運用でXX山に行っら良く飛んだ」「こんなアンテナを使ってみた」「以前こんな無線機を使っていた」「こんなバンドに出ている」「最近変わったモードに出ている」など、一番盛り上がる話題だったりします。
その他の話題
仕事の話題や、ほかの趣味、病気の話※なども話題になりやすいと思います。
※中高年だと健康や病気の話題が多い…..
話題を多く持つには、いろいろな事に興味を持つ事です。
聞き上手になる
職場の同僚や学校のクラスメイトとの会話でも同じですが、自分の話だけしている方は、敬遠されてしまう物です。会話で大切なのは、自分の事だけではなく相手の話題に合わせる「聞き上手」になる事が重要です。
アマチュア無線のQSOは基本片側通行です。発言する、聞くを交互におこないます。
自分の事だけを永遠に聞かされるのも、つらい物になってしまします。普段の会話では、相手の受け取りを「うなずき」や「返事」で知る事ができますが、それができません。
あまり長めの話ではなく、ある程度の長さで相手に返しましょう。
自分の話と相手の話題を、バランスよく進めましょう。
QSOで人気者になるには
楽しいQSOを行なう人は、当然多くの人が集まってきます。
「あの人とQSOして楽しかった」と思わせる事ができれば、すぐに人気者になれます。
しかし中には、相手と楽しくできない人がいます。UHF、VHFのFMメインチャンネルで、自己アピールを一生懸命行う方がいます。このような行為は印象を悪くアピールする事になり、逆効果です。
自己アピールは、交信相手と楽しくQSOする時に発揮する事ができれば高印象になり、多くの人が集まって来ると思います。Terry
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