休日にはエアバンドをゆっくり楽しみたいと思うが、小さいお子さんがいる方は家族残して飛行場に行くわけにはいかないと悩んでいる家族思いのエアバンドリスナーにおすすめする「隣接する公園で家族と楽しむ東京コントロールのリスニング」を紹介します。もちろんお一人でも楽しめます。
埼玉県所沢にある「東京コントロール」（東京航空交通管制部）
埼玉県西部、埼玉県所沢市にある東京航空交通管制部、コールサインは「東京コントロール」
エアバンドリスナーにとっては言うまでもない東京ACCです。ドラマ「東京コントロール」の舞台になりました。
この場所は、日本で初めての飛行場があった場所で日本人が初めて（明治44（1911）年4月5日に高度10ｍ、距離800ｍ、1分20秒間）大空に羽ばたいた場所です。そんな所縁のある場所に東京コントロールがあります。
残念ながら東京航空交通管制部の一般公開はしていない様です。
隣接する航空記念公園
戦後にアメリカ軍の基地となっていた広大な敷地は、昭和64年に返還され一部を東京コントロール（東京航空交通管制部）や隣接の航空記念公園になりました。
航空記念公園の総面積は50.2ha(ヘクタール)あり、ゆっくり散策すると半日はかかる大きさです。
園内には航空発祥記念館や図書館をはじめ 日本庭園・茶室「彩翔亭」、野外ステージ、テニスコート、野球場やドックランなど、様々な施設があります。
公園で聞く東京コントロール
東京コントロール（東京航空交通管制部）がある所沢は、関東西セクターの空域で、「周波数120.５0MHZ」です。
隣接の航空記念公園から見える東京コントロール内のタワーからも送信されているようですので、強力な電波でリスニングする事ができます。
「あの中で空域管制が行われているなー」と思いをはせながら、公園内のベンチや施設内のカフェ等でリスニングを楽しむ事ができます。
家族といっしょに公園で
公園内は家族と一緒に楽しむ施設もあります。小さなお子さんには公園遊具のエリアや夏には水遊び場所まどもあります。エアバンドの受信はイヤホンで聞きながら公園探索はいかがでしょうか。
航空発祥記念館
公園内には、航空をテーマとした埼玉県立の博物館があります。およそ20機の飛行機展示や、フライトシミュレーターでの模擬操縦体験、200名収容の大型上映設備を備え大スクリーンで空と科学への興味に繋がる作品が上映されている。
２階には東京コントロールで使用していた（かなり古い）管制卓などの展示もある。エアバンドリスナーには楽しめるのではないだろうか。
- ２０２２年現在 展示館 大人520円、小人100円 大型映像館 大人630円、小人260円 共通割引券団体割引あり
- 休館日は毎週月曜日（祝日と重なる場合は翌平日）、年末元日休館
ドラマ東京コントロールのロケ地
博物館前には昔入間基地で飛んでいたC-64A輸送機が展示保存されています。この周辺でもドラマの撮影が行われました。
それと駅前には元エアーニッポン機のYS-11が展示されています。
アクセス
- 電車：最寄り駅 西武新宿線航空公園駅
- 自動車： 関越道 所沢ICより所沢市街方面へ6km ４か所の駐車場あり合計580台 休日は満車の場合あり ２時間無料（2022年現在）
- 詳しくは航空記念公園のHPをご覧ください。
あとがき
私も子育て中にこの公園を利用しました。季節毎に風景を変える自然いっぱいの公園で、休日ゆっくりと過ごせます。なおイヤホーンは必ず用意して行きましょう Terry
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