誰でも取れる「第一級アマチュア無線士」受験体験記と勉強法

アマチュア無線

タワー建築を機に「上級ライセンスが欲しい!」と思い立ち、4級から一気に「制限のない第一級アマチュア無線士のライセンス取得」に挑戦しました。

半年間の勉強の結果、初回の受験で合格する事ができました。その時の勉強法について記事にします。

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第一級アマチュア無線士へのあこがれとモチベーション

趣味のアマチュア無線を楽しんでいる人にとって「第一級アマチュア無線士」は、アマチュア無線を制限無く楽しめる「あこがれの資格」ではないでしょうか。

だれでも取れる第一級アマチュア無線士

第一級アマチュア無線士は免許取得者の1%以下だそうです。これは難易度が高いからだけではなく、趣味にそこまで力をいれる方が少ないだけで「どなたでも取得できるライセンス」だと思います。

ただし勉強は必要です。勉強しないと絶対に取れません。

取得に必要なのは「勉強してでも欲しい!」と思うモチベーションがあるかどうかです。

勉強する期間

勉強する期間は、もっているスキルによって変わります。無理して短くして失敗するよりは一回で合格した方が結果的に短い期間で取得できます。

いままでアマチュア無線を楽しんでいる方であれば6ヶ月程度あればよいのではないでしょうか。あまり長いとモチベーションの継続ができません。趣味の勉強に1年間の勉強は無理ではないでしょうか。

勉強時間を作る

第一級アマチュア無線士のライセンスが欲しいと思う方のほとんどが現在アマチュア無線を楽しんでいる方ではないでしょうか。勉強時間を作るには、まず無線機から「マイク又はキー」を外してください。

合格までの間、趣味の時間を勉強の時間に充てましょう。「趣味の勉強をすると思えば気が楽でしょう」

私は、受信は出来る様にして勉強後に14MHZを聞いていました。「合格したらでるぞ!」とモチベーションを上げる為です。「鼻先にニンジン手法」

受験戦略を立てる

資格試験の特徴

資格試験は、その分野の知識の水準が一定以上あるかを問う問題です。水準は一定でなければなりません。第一級アマチュア無線士の試験は年3回ありますが、毎回同じ水準で有る様に試験問題を制作しています。

つまり、過去に出題した問題と同様の水準(似たもの)が出題される事になります。

目標は合格ラインに達している事

最終目標は、合格する事です。満点をめざず必要はありません。

人に寄っては得意、不得意があると思います。例えば計算問題は苦手で記憶問題は得意など自分得意不得意を加味して、得意分野で点を稼ぎましょう。

合格ラインは 法規150満点/105点 工学150満点/105点 およそ7割以上で合格です。

どの項目に力を入れるか、どの項目に力を抜くかの判断は、過去問を多く説く事により、判断できると思います。

勉強の順序

多くの人は、まず教科書を読んで、理解をし、その項目の模擬試験でわからない部分を再度教科書で理解する。いわいる学校での勉強方法です。

勉強が得意な方はこの方法で良いのでしょう。しかし今回は資格を取る事が目的です。この方法は資格試験に必要ない部分の勉強に時間が係り、モチベーションの低下を招きます。

勉強は、過去問から始める

まず最初は過去問から説きます。解けない問題は答えを見て「なんでその答えになるのか」を調べましょう。また暗記問題の場合は、理解ではなく暗記です。

最初は多くの問題で解けないが発生します。あまり考えずに答えを見ましょう。解けない問題が多い事にくじけずにどんどん答えをみて答えましょう。

数を多く説いて行くと、同じ様な問題が多くある事に気が付きます。これがこの資格試験での知識水準なのです。

理解できない項目

理解できない項目や苦手な項目にあまり時間をかけない様にしましょう。最初は得意な項目を確実に答えられる様にします。

不得意問題は、得意な問題が確実にできる様になってから徐々にやっていきます。

具体的な毎日の勉強

過去問を用意する

過去10年分の過去問をインターネットからダウンロードしましょう。

問題集よりも実際の試験の過去問が良いです。それを紙に印刷してください。両面でも片面結構です。

かなり大量になりますので、レーザプリンターが良いと思います。家庭用白黒レーザプリンターなら数千円で買える物もあります。職場等で借りられる方は紙を用意して拝借してはどうでしょう。

回答も印刷しておきましょう。

1アマ・2アマ国家試験問題

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毎日が模擬試験

印刷した10年分の過去問題を解いていきます。わからない問題はあまり考えずに答えがわからない問題は空欄で進みましょう。(マークシートの記入は不要です。問題用紙に書き込みます)

1試験分(法規又は工学)が終わったら赤ボールペンで採点してください。間違えた問題と空欄部分は答えを必ず「赤ボールペン」で記入してください。

得点数も書きましょう。 105点以上なら合格ですが、最初から合格点にはなりません。気にしないでください。

赤の答えの部分のみ問題と答えを「再度読」んでおきます。

最初の頃は一日一試験(工学か法規)を目標にしましょう。回答できる問題が増えると早くなります。

多くても一日2試験ぐらいで一気に実施しない様にします。毎日やる事が合格のカギです。

10年分は2ヶ月で終わる

10年分 3回/年=30試験  工学・法規で60試験分ですので、約2ヶ月で終わります。

これを半年で3セット以上できます。点数も徐々に上がり、合格点に達する日が出てくると思います。

そんな時は多いに喜んでください。この成功体験が良いモチベーションになります。

朝勉と寝る前の暗記

点数を上げる為には、早朝には「模擬試験、採点、見直し」を行い、寝る前に当日の「採点結果をもう一度見て」寝ます。

これは、脳の生理現象で、早朝には複雑な事を考えるのが向いており、寝る前には記憶する事が向いている事を利用しています。

また朝の問題を完全に忘れる前に見直す事により、記憶の定着も行います。

まとめ

私は上記の方法で無理せずに毎日実施し、6ヶ月で第一級アマチュア無線士のライセンスを手にしました。

いま思うと、第一級アマチュア無線士のライセンスの勉強で得た知識は、その後アマチュア無線を楽しむ為に多く役立っています。さらに仕事でも多く役立ちました。terry

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