初心者向け　アマチュア無線の楽しみ方１「海外交信」　なにが楽しいかを具体的にご紹介

アマチュア無線を４０年以上楽しんでいる私が、初心者向けに「アマチュア無線の楽しみ方」をできるだけ「専門用語を使わずに」解説します。

部屋にいて海外旅行気分が味わえる「海外交信」

アマチュア無線の醍醐味は何と言っても外国との交信です。「短波」と言う周波数を使うと、地球の周りに自然に出来た電離層（電波を反射する見えない壁）に反射して、外国まで電波を飛ばす事ができます。この電波を反射する壁は、自然活動（太陽活動）等により「季節」や「年」、「日」、「時間」によって変化します。

自宅の無線機で、早朝にアメリカ合衆国やブラジル、カナダ、午後になると中国、韓国などアジアの国々、太平洋の小さな島国、夕方はロシアから中東、アフリカ、さらに深夜になるとヨーロッパと交信する事ができ、一日で地球一周「声の海外旅行」を楽しむ事ができます。

外国との交信の基本は英語です。「英会話は、難しい！」と思う人も多いと思いますが、相手はアマチュア無線仲間、挨拶、受信している信号の強さ、使っている無線機の紹介等は決まった会話だけで、覚えれば簡単な言葉でできます。また専門的な用語は共通ですがら、誰でも交信できます。

英会話の得意な人は、日常の話題、風景や季節の話題、趣味などを存分におしゃべり楽しむ事ができます。

特にアメリカの仲間はお国柄「おしゃべりが好きな人」が多く、私の拙い英語を笑って相手にしてくれます。

英会話習得中の方は、無料で会話の練習をする事ができますのでお勧めです。私の友人はこの方法で英会話を習得し渡米して現地の会社で活躍しています。

母国語が英語の国はそれほど多くない。相手の国の言語を知っていると、その国の仲間から多く呼んでもらえます。

中国、韓国などの近国は交信できるチャンスが多いから中国語や韓国語、ロシア語などに興味ある人は、交信しながら教う事ができる。また日本語を学びたい方からは日本語のコーチを要求される事もあります。

外国語を話すのは、高い壁を感じる人が多いと思う。しかしそこは無線仲間、自分出す電波で遠くの人と交信したいと思うのは同じであるから、言葉の壁は思うより低くなる。

交信の最後には「ありがとう・さようなら」と日本語で介してくれる仲間も多い。

海外に住んでいる日本人や日本語が上手な方との交信は、言葉の壁がなく交信する事ができます。仕事や海外移住、旅行などで海外から電波を出す日本人は比較的多く、日本に向けて電波を出しています。またアフリカや中東の国へ海外援助NGO、赤十字当で行って出る方もいます。

ある年の正月の事ですが、南極の昭和基地の方が正月休みで電波を出していました。運よく声での交信する事が出来き、記念の交信証明書は大事にしています。交信証明書はここで説明

アマチュア無線局は世界中には推定250万局いると言われています。携帯電話やインターネットの普及しても尚多くの方が楽しんでいるのは、電波の不思議な魅力と、限られた個人の環境の中でより遠へより多くの人と交信できる用に創意工夫できる趣味だからではないでしょうか。

アマチュア無線の始めた方は以下をご参考にして下さい。

この記事は、あまりアマチュア無線を知らない方へ向けて作成しました。専門用語の使用を極力避け、楽しさを伝える事を主に作成しました。すでにアマチュア無線を楽しんでいる方には「物足りない・用語が違う」等のご意見がある思いますが、記事の趣旨をご理解頂きたいと思います。　JN1IDY　terry

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