アマチュア無線「HF(短波)と50Mhzを始める方への一押し無線機とその理由」

アマチュア無線

アマチュア無線機の国内3大メーカと言えば「ICOM、八重洲、ケンウッド」です。各メーカとも素晴らしい無線機(リグ)を開発・販売しています。

これからHF(短波)を始めようと思っている方はどの無線機(リグ)にするか迷うと思います。

そんな方へ、長年HFをメインにしている私が一押しでおすすめする無線機の紹介とその理由の記事です。

※注意 この記事はあくまで著者個人の意見です。

お勧めするアマチュア無線機は、ICOM IC-7300

IC-7300 HF&50MHZ

アマチュア無線機 ICOM IC-7300を勧めるその理由

IC-7300のデザイン

アマチュア無線機は、デザインも大切な要素です。アイコムは長年モニター付きの無線機を数多く販売してきました。

近年発売のアイコム機は、統一されたデザインでアイコムの無線機だとすぐに分かる洗練されたデザインです。「かっこいい!」

自宅用は固定機が良い

選べる3種類の出力

IC-7300には出力の大きさが違う3種類のモデルがあります。

IC-7300 100W機器 第2級以上アマチュア無線の免許が必要です。

IC-7300M 50W機器 第3級以上のアマチュア無線の免許が必要です

IC-7300S 10W機器 第4級アマチュア無線の免許で使用できます。

持ち運び可能な無線機より出力の大きな物を選ぶ事が出来ます。取得しているアマチュア無線の免許に合わせて購入してください。定価は同一です。

大きな画面、大きなダイヤルでの操作

固定器は、持ち運び可能な無線機(ポータブル機)や、モービル機より「大きな画面」、「大きなダイヤル」になっています。

ポータブル機やもモービル機を自宅で使より、固定器の方が操作性が良いです。

HF・50MHZ専用の無線機

低価格高性能の無線機

この無線機はHF・50MHZ専用です。最近は技術が発達し、HF~430MHZまで使用できる無線機もあります。

HF・50MHZ専用の無線機の良さは性能です。設計者の立場でいえば周波数をより絞った方が高性能の無線機を作る事が出来ます。

高額な上級モデルのHFの無線機は、どれもHF・50MHZの専用機です。

HFとU・VHFを同時に受信する事が出来ない

1台でHF・VHF・UHFの無線機だとHF帯を受信中にVHF・UHFを聞く事ができません。これ結構気になりますね。

U・VHFのFMメインで友人が貴方を呼んでいるかもしれません。HFとU・VHFは個々に用意したい物です。

高性能 リアルタイムスペクトラムスコープ

いまや「リアルタイムスペクトラムスコープ」は無線機にとって欠かせない物です。

アイコムは、この「リアルタイムスペクトラムスコープ」に力を入れているようです。高性能、広い帯域で最速で細かなな表示を実現しています。

低価格な無線機

IC-7300は高性能でありながら希望小売価格 153,780円(税込み)

実売価格は10万円ちょいで購入できます。初めてHF・50Mhzを始める方にはありがたいと思います。

「ハンドマイクロホン HM-219」も付属していますので、あとは電源・アンテナ・同軸ケーブルを用意するたけです。

専用のアンテナチューナAH-730が連動する

7m以上のワイヤーエレメント(単線)を張るだけで、1.8MHZ帯~50MHZまでのアンテナになります。操作はIC-7300で行います。大きなアンテナを立てられない方や、初心者の方には大変便利です。

別の部屋や遠隔でのリモート制御ができる

リモートコントロールソフト「RS-BA1 Version 2」を使用し、別の部屋のノートPCで運用する事が出来ます。

私は、冬場になるとコタツに入り、みかんを食べながら運用しています。「ゴロゴロ運用」

オプションリのモートエンコーダRC-28をリモート用のPCに接続する事が出来ます。

V・UHFのIC-9700と操作が同じ

同じ顔をしたV・UHFのIC-9700無線機があります。タッチパネルの操作がほぼ同じですし、並べてると一体感があります。

IC-7300の電源は別売り

IC-7300はDC13.8Vで動作します。自宅のAC100Vで動作させるには安定化電源が必要です。

「100Wを送信するには21.0A以上」 「10W送信で5A以上」ので電源が必要です。

まとめ

アマチュア無線の醍醐味は、「遠くの人と交信して、友人になる事」です。自然に出来た電離層を利用して日本の各地や海外と交信するHF帯・50MHZはアマチュア無線の花形ではないでしょうか。Terry

広告

コメント

タイトルとURLをコピーしました